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環境保全米

環境保全米

食べる、ということは幸せに繋がっています。
美味しい食事、楽しい食事の時間、全ての人の毎日の暮らしに欠かせないものです。

しかし、最近では、食品偽装問題や食中毒、健康被害事故、さまざまな食に関するニュースが絶えません。
食べる、ということが、命を奪うこともある時代なのです。

食は命であるように、365日毎日とる食事には安全性が確保されていなければなりません。

日本人の主食、お米。何気なく毎日口にしているお米ですが、
お米のブランドや味にこだわる人は多くても、安全性を疑う人はあまりいないと思います。
ですが、お米だって絶対に安全という保障はありません。

野菜や農作物を購入するときに、健康を考える人は、なるべく無農薬や減農薬を選びます。

お米には、環境保全米というものがあり、赤とんぼやホタルが乱舞する豊かな自然環境を復活させ、
安全・安心の証でもあるカエル、蜘蛛、ドジョウやメダカがたくさん住む田んぼで大切に育てられます。

あまり馴染みのない名前ですが、そのようなお米は、田んぼの地力を高め、
化学農薬や化学肥料を従来の半分以下に減らす生産の基準に従って育てられています。

お店でお米を購入するときに、まず見るのは品種ですが、
「無農薬米」「減農薬米」などの表示があれば、なんとなくそっちの方が体によさそう…
と感じる人も多いでしょう。私もつい手に取ります。
毎日口にするものですから、農薬や肥料はなるべくなら体に入れたくはないですからね。

ですが、実際、全く農薬を使用せずに作るのは不可能です。

環境保全米は、細かく認証基準を設定して、タイプを分けており、それを公表したうえで販売しているのです。
そして、何よりもすごいのは、お米を作るにあたって、自然環境を大切にしているのです。

化学農薬や化学肥料を削減することによって栽培している地域の環境(水や土など)への負担を軽減させ、
キレイで豊かな生態系の維持に貢献しています。

夏になると田んぼからカエルの合唱が聞こえ、秋には電線に隙間なく止まる赤とんぼがみられる昔ながらの田舎の光景…。
1960年代ごろから、多くの農薬が使われるようになってきたため、こうした光景はだんだんと見られなくなってきたそうです。

私は昔から、田舎の田んぼが好きでした。
夜の田んぼから聞こえるカエルの鳴き声を聞きながら眠るのが好きでした。

経済の発展に伴い、豊かな食生活を手に入れてきた日本ですが、
その反面、食の安全が問われ、豊かな自然までもが失われてきています。

自然環境を守りながら、食の安全にも着目している環境保全米は、今の日本には必要なお米かもしれません。