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リサイクルビジネスの特徴

リサイクルビジネスの特徴

廃棄物ビジネスが「ごみを資源化するビジネス」であるのに対して、リサイクルビジネスは「資源化したごみを商品化し、流通させるビジネス」といえます。このため、廃棄物処理事業者の多くがリサイクル事業者も兼ねているのがこのビジネスの特徴の一つです。

リサイクルは廃棄物を再使用するプロダクトリサイクル、廃棄物を原料に再生するマテリアルリサイクルとケミカルリサイクル、廃棄物を燃料化するサーマルリサイクルの4つに大別されます。一般にリサイクルビジネスという場合、それはマテリアル、ケミカル、サーマルの3つです。

プロダクトは中古車、古書、古着などの形で古くから「中古品市場」が形成されているからです。わが国のリサイクルビジネスは国のリサイクル政策と関連法の整備により成長が促されてきました。

リサイクルの主な内容は次のとおりです。

・土石系
瓦礫類、ガラス瓶などの土石系廃棄物は廃棄物全体の35パーセントを占め、そのうちの66パーセントがリサイクルされ、骨材、セメントなどの建材として利用されています。土石系資源の総物質投入量に占める循環利用量率は16パーセントでした。

・金属系
金属くず、金属加工くず、金属缶などの金属系廃棄物は廃棄物全体の7パーセントを占め、そのうちの97パーセントがリサイクルされ、金属原料として利用されています。金属系資源の総物質投入量に占める循環利用量率は20パーセントでした。

・化石燃料系
廃油、プラスチック加工くず、使用済プラスチック製品などの化石燃料系廃棄物は廃棄物全体の3パーセントを占め、そのうちの31パーセントがリサイクルされ、建材や製鉄の還元剤として利用されています。化石燃料系廃棄物の総物質投入量に占める循環利用量率はわずか1パーセントでした。

今後は廃棄物の回収体制整備と再資源化技術開発の促進が課題になっています。